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当ブログは、ゲームのプレイ状況や感想、好きなものについて気ままに記録しているブログです。

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源狼:感想

源狼コンプ後の感想です。

キャラ感想が一部辛口ですので、それでも大丈夫、という方のみ続きをご覧ください。
以下、ネタバレあり。

・ストーリー
一章から三章までが共通、四章から七章+終章が個別ルートです。
事前に「歴史アドベンチャーだと思ってプレイする」と宣言しましたが、パッケージに「女性向け時代恋愛アドベンチャーゲーム」と書いてありましたね。
糖度はやっぱり低め……でも思っていたよりはありました。
キャラによって差がありますし、時代物なので恋愛よりも真面目なシーンの方が多かった気がしますが……
でも「武士(もののふ)」という単語だけでテンションの上がる私個人としては、武士の誇りとか生き様とかそういう部分でも萌えたので満足です。

全体的には、歴史に忠実な部分もアレンジされている部分も楽しめました。
戦う男達は格好良かったです!


・システム
アドベンチャーなので、選択肢を選んで読み進めていくだけ……なんですが、個人的に選択肢が少しひねくれてるなと感じる時がありました。
乙女ゲーで「寒いか?」って聞かれて「寒い」「寒くない」の選択肢が出たら、寒いと答えた方が甘い展開になりそうな気がするじゃないですか……
でもこのゲームの攻略対象達は、寒いなんて言おうものなら「そうか、では帰ろう」って会話切っちゃうんですよ。
さすが武士……寒がる女子に無理を強いてまで会話を続けようとは思わない!(笑)
でも正しくない選択肢を選んでもなかなか面白い話が聞けるので、いろいろ試すのもいいなと思いました。
もちろん好感度が上がったかどうかは愛キャッチでわかりますし、クイックセーブ・ロードや巻き戻しを使って簡単にやり直せるので、間違っても大丈夫です。

一度ベストEDを見たキャラは、タイトルメニューで四章以降の好きな章からプレイできるようになるので、スチルやバッドEDの回収がしやすかったです。

おまけの「交易物語」は本編とは違い、軽いノリで息抜きに楽しめました。


・キャラクター
以下、キャラ別感想。
クリアした順に並んでいます。

・琥太郎
意地っ張りで見栄っ張り、愛すべきいじられキャラですね。
個別ルートは、琥太郎の成長物語として良かったんですが、恋愛要素がかなり少なくて恋愛対象として見られないというか……
個人的に、琥太郎は弟にしたいです。
そして毎日からかって遊びたい(笑)

・忠信
女の子が好きでいつも女の子に囲まれている、軟派系キャラ。
でも不誠実な感じではないので良かったです。
きっと、誰に対しても優しいのでああなっちゃうんでしょうね。
話としては、逃亡に次ぐ逃亡という感じでシリアスだったので、甘いシーンがもっと欲しかった……!
そういう場面でこそ本領を発揮するキャラだと思うので!

・義経
メインルートなだけあって、義経の個別ルートは見所がたくさん、熱くなるシーンもありました。
でもやっぱり恋愛要素が少ない……
戦で活躍すべき人なので仕方ないですが、それでももうちょっと甘くして欲しかったと思いました。
キャラとしては俺様系。
ですが子供のような純粋さと強い信念を持っていて、かっこいいと思います。

・継信
刀のことにしか興味がなく、色恋沙汰には縁遠い継信。
でもその朴念仁な感じが好きです!
愛情表現が不器用過ぎて萌える!
ドラマCDでも言われてましたけど、天然って怖い……!
予想外に甘い台詞が多くて楽しかったです。

・弁慶
でかくて目付きが悪くて声が低くて、見た目は怖いのに、中身はオカン、という私の好きな要素を取り揃えたキャラでした!
沙耶に惹かれているくせに、いろいろ理由をつけて隠そうとしている姿に萌えました。
まあバレバレなんですけどね(笑)
八重さんと料理の腕を競い合ってムキになる、ちょっと子供っぽい一面もあって、可愛いと思いました。

・御影
ポジション的にツンドラ、もしくはSキャラだと思っていたんですが、意外にもツンデレでした。
辛い境遇のせいで固く心を閉ざしていましたけど、本来は純粋な人です。
沙耶と義経の仲の良さに嫉妬して不機嫌になったり、何気ない一言に拗ねたり傷ついたり……でかい図体して、なんて可愛いの!と悶えました。
本当に、仮面が外れてからの展開が面白かったです。


好きな順に並べるとこんな感じです。

弁慶>御影>継信>義経=忠信=琥太郎

弁慶と御影は迷いましたが、やっぱり総合的に弁慶が好きなので、弁慶が最萌えです。


そして源狼には魅力的なサブキャラも多くて、藤原秀衡、平知盛、平教経、平敦盛が好きでした!
特に秀衡様は……美少年よりも美中年にときめく傾向のある私にとって、とても魅力的な人です。
見た目もかっこいいんですが、器の大きい、尊敬できる人だなと思いました。

平家の三人は、元々平家方が好きだからというのもありますが、名将揃いでかっこいいので。

素敵なサブキャラ達のエピソードもいろいろ見ることができて良かったです。



スチル・エンディング等フルコンプしたので、攻略終了です。
プレイ前もプレイ中も多少不安がありましたが、結果としてかなりがっつり楽しみました。
乙女ゲー部分に過度な期待をせず、この時代に興味があるなら楽しめると思います。

そういえば、プレイ前から良いと思っていたBGMですが、実際プレイして聴いてみてもやっぱり良かったので、サントラを買おうと考えています。

ドラマCDももっと聴きたいので、今後も何か新しい展開があるといいなと思います!